top of page
執筆者の写真ホースマンシップアカデミー事務局

2019.6.20 ホースマンシップ基礎Ⅰ レポート

第三回目の開催となった「ホースマンシップ基礎Ⅰ」のワークショップ。

梅雨どきで、お天気がどうなることかとハラハラしておりましたが、晴れ間も見える曇り空の下、開催することができました♡


平日にも関わらず、なんと11名の方にお越しいただきました。

リピーターの方がそのうち半数(*^-^*)!

こうやって継続して参加いただけるのは本当に嬉しいことです。


今回は午前中は座学を中心に行いました。


・馬について知る

・草食動物と肉食動物の違い

・レールワークとフラットワーク

・”セントジョージ”とは

・G1になる馬ってどんな馬!?


などなど、他にもお話は盛りだくさんでたくさんの学びが。。。



馬の焦点やパーソナルスペースのことを知ると、馬が私たちを背中に乗せるということはどういうことなのかがわかります。すごいことなんだなって。


有名なSF映画、ETを再度見直してみたいと思った有名なシーン

そんな「馬」への知識をぎゅぎゅっと脳内に詰め込んだ午前中からランチタイムを経て、午後は屋外での講義です。


今回ご協力をいただいたのは、流し目がセクシーとクラブでももっぱら評判の牝馬アンジェ―リーナです。見てください、まつ毛の長さを!!


まずはジョインナップ。

ジョインナップは「装具を何もつけない」で行われる調教の入口です。

これを抜きにグラウンドワークを行うことはできません。


まずは、ジョインナップの理論から説明を受けます。

そして、いい例と悪い例を宮田先生を実演しながら説明してくださいました。

最後には、鼻チョンでご挨拶。

そして、グラウンドワークです。


グラウンドワークは装具をつけて行います。


「ホルター」をつけるということは、「手の内にある」ということを表します。

つまり「野生馬」から「馬(horse)」になるそうです。


まずはホルターの正しいつけ方から。

ちょっと怖がりなアンジェリーナへの試練は、ビニールシートの上を歩けるようになることでした。

怖くて前に進めないアンジェリーナ

「失敗しても何度も挑戦することができる。」


母馬(調教者)はそうやって馬と向き合っていきます。


ここで大切なのは、無理やり誘導して成功させないことです。

すぐにできなくても、何度も何度も色々な角度からチャレンジしていく。

できる!と信じて一緒に取り組んでいくことが大事だなと思いました。


アンジェリーナが初めてビニールシートへ足を踏み入れました。

ですが、速歩で通り過ぎます。まだ恐々~。


そして、別の角度からビニールシートへ入ってみる。

さっきよりスムーズでいい感じ!これは!!

と思いきや、

足がビニールシートの破れ目に引っかかって驚いて退却。

「なん、なんなのこれーーーー!」


ってなっていたアンジェリーナに対し、


「裏切ったのは、ビニールシートです。」


とアンジェリーナに冷静に語りかける宮田先生。


そうです。裏切ったのは、ビニールシートです。

人ではありません。


最後は、リラックスして通りすぎることができました!


休憩のあとは、ひき馬を使ったワークのレクチャー。




そして、蹄洗場でのブラッシングに関するワークです。

ブラシを嫌がる馬に対してどのようにアプローチするのかを実演いただきました。

ここでお手伝いいただいたのは、ビーカム。


ブラッシングをするときに大事なポイントを教えていただきました。

あるステップにより、ビーカムの状態も変容していきます。



ちなみに、ブラシを嫌がるのは、多くの場合、硬いブラシを使っていて痛くて嫌がっているケースが多いとのこと。馬用ブラシだからなんでもいいというわけではないということです。ブラシを嫌がる場合、まず一番最初にできることは、ブラシを柔らかいものに変えることかもしれません。


最後に、宮田先生とミニワーク。


今回も盛りだくさんの一日でした(*^-^*)


宮田先生、皆さまおつかれさまでしたーーー♪


次回のホースマンシップ基礎Ⅰの開催日程は現在調整中です。

決定次第お知らせいたします。


閲覧数:289回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page